今回は、ぱるきちママのダンナが書きます。
宿では2019年まで、ご希望により、お泊まりのお客さまの3割ほどを本格的な洞窟探検にお連れしていました。
2020年初頭、時々めまいがして洞窟の奥で発症したら大変と思い、
その後は、カルスト地形と、天然のままの洞窟の入り口100メートルほどのご案内をしております。
現在ではめまいは無くなりましたが、年齢も来月66歳となりますので、本格的探検の方はやめております。
写真は、二日前に来宿されたお客さま。
ご予約時より
「洞窟案内」
と強調されていらして、私もお会いするのが楽しみでした。
お聞きしますと、
「牛肉」「洞窟探検」
と検索されたとのこと。こんな変な組み合わせは、弊宿しかなかったでしょう(笑)
カルスト地形のご案内は、井倉洞の入り口近くとカルスト山荘の展望台でしております。阿哲台のなりたち・洞窟の形成について・この地域の生業について説明しています。
阿哲台は、日本有数の石灰岩地帯であり、その上に人が住み生業があります。
「やりようによっては、観光的にもっと楽しく面白いのにな」
とお話しするたびに感じています。
新見市の観光は、いつまでも井倉洞・満奇洞・千屋温泉ばかりが中心で、私が旅行会社在職時の1985年頃の考え方そのままです。
それも大切なのですが、この地域ならではの地域に根ざしたものが求められておりますのに…。
私は、機会があるたび、行政に対して意見を申し上げてきましたが、まったく変わりませんでした。残念です。
ところで、一昨年末に、沖縄より新見市へ移住された方が、昨年より洞窟ガイドを始められました。
私の方にも、昨年はじめにご挨拶に来られましたが、
はっきり申し上げて最初は様子見でした…。そして…。
「その2」に続きます…(その2で完了しますのでお楽しみに)