今回はぱるきちママの旦那が書きます。
NYタイムズが2023年に行くべき世界の52ヶ所に、なんと盛岡市をあげました。
各マスコミでも採り上げられ、私は驚きました。
私は学生の時に、鍾乳洞関連で岩手県の岩泉は何度も行っていましたので、盛岡市は駅周辺を歩いたことはありますが特別な観光地はなく、まさか!
いろいろ調べてみると、個人経営(自営業)の魅力ある店が基盤となっていて、市民の気質と合わせて、大都市にないよい循環がうまれているようなんです。
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そこで、我が新見市。
新見市報の新年1月号には、新見「再」発見として相変わらず市が関わっている井倉洞・満奇洞・新見千屋温泉が大々的に載っていました。
まるで1985年ころの感覚。
観光的には40年古いことをしています。
1月18日付の新聞の新見市長のインタビュー。
タイアップしたJRとのこと、
公立大学などと組んでの駅前開発のことが取り上げられていました。
「ICOCA(イコカ)で消費拡大を」の見出しですが、
行政からのポイント(税金)がなくなれば、99%の人がICOCAカードを使わないことが目に見えています。
新見市全体のVISIONを確立した上で、JRとの関係や駅前開発をどうするかではなく、その都度行き当たりばったりで思いつきで施策を進める姿勢。
私は、時代の流れに逆らったJRのみとのタイアップ、新見公立大学ばかりを重視した姿勢に大いに疑問を感じています。
このままでは、30年後には新見市には公務員と大学生しか居なくなります。
新見市は、岡山県の11%の広大な面積で、北にスキー場から南は日本有数の石灰岩地帯まであり、他市が羨むたくさんの産物があります。
そこには、多くの「思い入れのある個人」が活動しています。
井倉洞・満奇洞・新見千屋温泉は、大切な市の財産です。
しかし、それとは別に市は「思い入れのある個人」を全く重視してきませんでした。
今回の盛岡のことを調べることで、
新見市として、
新見市の特性を本当の有識者の話をよく聞き、
見極め、
遅ればせながら全体のVISIONを考える最後の時だと痛切に感じました。