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旧吹屋小学校の再公開、一考察

今回はぱるきちママの旦那が書きます。

 

 

吹屋は、古民家民宿千屋アウトドアハウスから車で南へ1時間弱、高梁を代表する観光地です。

2022年4月再オープンした吹屋小学校
2022年4月再オープンした吹屋小学校

 

宿のお客さまも、お泊まりの翌日に行かれる方が多くいらっしゃいます。

そこの吹屋小学校「日本最古の木造小学校」が10年前に現役を終え、

解体修理されて4月に観光施設としてオープンし、早めに見たいと先日行ってきました。

 

素晴らしい!特に2階の講堂は写真で知ってましたが、実物はさらに!

現役時代は校内に入れなかったのもあり、びっくりです。

これは非常にインパクトがあるものができました。

 

高梁市は、何年か前に吹屋に古民家の宿を作り、今回さらに多くの時間と費用をかけて小学校を再生。

しかし、これだけでは吹屋全体の再生はできません。

街並みの空き家に、ユニークなお店が最近次々と。

ベンガラ染め、柚子胡椒のお店、ギャラリー、カレー屋さん、、、

またそれに合わせて移住者も増加。非常に良い循環が吹屋に生まれています。

 

私は、吹屋の町並みの端っこの喫茶「紅や」のオーナー大場さんとは、13年ほど前からの友人ですが、彼がずっと移住希望者の相談に乗ってきたことが、

今になって芽吹いてきています。

吹屋の再生の下地になっています。

 

吹屋小2階の大講堂
吹屋小2階の大講堂。天井、床、景色が波打つ昔のガラス窓、すべて素晴らしい

そして、わが新見市。

日本有数のカルスト地形はありますが、吹屋のような核になる歴史的なユニークな場所はありません。

新見市の特色をより生かすにはどうしたら良いか。

 

高梁に比べて、新見は広大な地域があり、産物が豊富です。

そして、北のスキー場から南のカルスト台地までバリエーションに富んでます。

 

吹屋ほどではないにしろ、大小さまざまな特色があります。

新見では、その特色を個々が磨き、そして個々の力で顧客を開拓できる。

その面白みが新見市の観光が進展する道なのではないか、と考えています。

それが、既存の井倉洞・満奇洞・千屋温泉などとうまく連携できたとき、

新見市はより魅力的になるのではないでしょうか。