岡山県新見市千屋花見=田舎に住み始めてもう11年。古民家民宿千屋アウトドアハウスで田舎料理をお出ししてる私、今年になってコンニャクを自分で手作りしてお出し出来る様になりました。これまでは「ご近所さんの」手作りコンニャクでしたが、ようやくぱるきちママのお手製コンニャクです。
農村部の女性に取っては、基本ですね!お恥ずかしい。
何度か、加工品組合のお手伝いや、農協女性部で皆で作ったりはありましたが、一人でする勇気(?!)を踏み出せず。。。
作り慣れてくると分量や感覚を身体が覚えてくるので、ラクチンで楽しい☆
一人で作っての始めのうちは、何度か失敗。
ぼそぼそになったり、まとまらずにバラバラ事件になったり。
本やインターネットを参考にして、いくつか試しましたが、やっぱり地元の方から教えて頂いた方法が一番美味しくキレイにできました。ここでは、最初に茹でてからミキサーにかけ、じっくりとこねる方法。これならお客様にお出しして大丈夫!と思った時、タイミングよくJAあしん農協女性部でコンニャク教室が有り、大先輩にチェックして頂きました。
やっぱり、地のものは地の方法が合ってるんですね。
千屋での作り方。
準備物
汚れても良い服
調理用手袋(厚手のずれにくいものと、薄手の二つ)
腕抜き
そして体力!
1、芋をタワシで洗い、芽を取って、縦に1センチ程の幅のうすぎりにし、柔らかーくなるまでゆでる。皮は剥かなくていい。(悪くなってる所だけ取る)
2、芋の3.2〜3.3倍の重量のぬるま湯で、少しずつ、完全に潰れるまでミキサーにかける。
3、ミキサーを掛け終わるまで、手でたらいをかき回す。20分くらいツヤと粘りが出るまで良くこねる。固さ加減を見て、水を足す。底が球状になってるたらいがやりやすい。
4、少し寝かし、熱湯で溶いた「洗いソーダ」(炭酸ナトリウム。芋1キロに対し、25〜30グラムと熱湯1カップ。)を二回に分けて加え、手早く混ぜる。更にこねる。
5、手袋を薄手のものに変える。少し残しておいたソーダ水をお椀や手に取りながら(表面がつるっとします)、丸く整形し、そのままお湯に入れ、20〜30分茹でる。保存は茹でた汁を少し入れる。
綺麗な形で取れる様、成形時にはたらいを時々かき混ぜ平らにならす。
6、食べるのは、切ってもう一度茹でてから。
こんな感じです☆ちなみに主人は「旨い!」と言ってくれました(笑)
今年からはコンニャク芋栽培しなくては、ですね。