一週間程前、新見市主催のワイン講座へ。
20代(25年前のバブル期。。。)の時に受けたセミナーがきっかけでワインを飲み始めたんだったなぁ〜と懐かしい気持ちです。
そう言えば、OL時代は、毎週金曜日の夜ごとに「今週もよく頑張ったね!」とボトル一本一人で空けてました☆
今は、酒量も減って(笑)、ごくまれにお客さまのいらっしゃらない、お休みの日に、赤のテーブルワインを飲んだりしています。カベルネソーヴィニヨンの渋いのが好み。
…おっと、私の話しを書くつもりでは無かった!失礼。
今回、先生が教えてくれた事で、心に残ってる事が二つ。
☆一つ目。
良いワインは、香り・味に於いて、余韻が素晴らしいと言う事。
口に含んだ時に美味しく感じても、後に残るものがナニかいやーな感じなのは良くない。
思ったんですが、これってワインに限らず、料理や、ひいては人間関係・人生に関してもそうですよね。(偉そうで済みません。)
☆二つ目。
酸化防止剤(保存料)無添加のワインの事。
保存料いれた分だと頭が痛くなったり気分が悪くなる人がいる様で、最近日本では特に保存料無添加が流行っています。が、それを浅はかな風潮と揶揄するように、先日の新聞で「酸化防止剤があってこそ、今のワイン文化は花開いた」と載っていたので、先生のお考えを聞いてみました。
酸化防止剤は、亜硫酸塩です。
すると、先生自身、保存料を直接嗅いで気分が暫く悪くなった経験をお持ちとの事。(硫黄の匂い?)だから、保存料の入らないワインに越した事はない。
ただ、その昔は今と違って、殺菌や輸送の方法などが稚拙なので、腐敗や異常発酵を招き、どうしても入れざるを得なかったそうです。
とは言っても、ワインの発酵を始める前とボトリングする時には、今でも微量に使わざるを得ないのが殆どらしいです。(厳密に言うとワイン自らも、亜硫酸塩=保存料を自己生成するらしい。)ただ、ワイナリーのこだわりでつかってないものもあるようですが、その分、別の所で殺菌の努力が必要なので、料金にも跳ね返ってくるはずです。
また、無添加でしかも安いワイン、、、となると、別の部分で問題が。「原料のブドウにこだわっていられない」可能性も出てくる様です。これに関しては、私もネット検索で知った聞きかじり情報なので詳しくは書きません。
今回のこの話しをお聞きして、ワイン選びは、自分がどこを重要視するかってことなんだな〜って改めて感じました。
味?国内産?無添加?料金?原料のブドウの品質????。。。
全部の好条件を満たしたワインは、それなりの価格になるのは、やむを得ない。
当たり前の事なんですけどね。
これも、ワインに関わらず、どんな商品もそうですね。
価格が適正かどうかを見極めるのは自分☆
生産者の声を聞いて、余り浮気をせず、信頼したものと長くお付合いするのが大切なのかな。
千屋アウトドアハウス (木曜日, 14 4月 2016 08:58)
いつもコメント有り難うございます、鼻濁音さん。
返事が遅くなってご免なさい!したつもりになっておりました。
「人の営みは、その地に合わせて展開されていくのでしょうね」とのこと、
ホントにそうでしょうね!
地野菜・郷土料理も、その地に合わせたものがきっと伝承されていくのでしょうね☆
鼻濁音 (土曜日, 02 4月 2016 17:34)
水の味
しゃしゃりでてきました。ワインについてはよく知りませんが、水の味が、本当に現地は違うな、と感じたものです。
まさに、硬いというか、しかもシャワーを浴びればどんどん肌が傷み、洗濯すれば、何か色がゆっくりと衣類についていき、日本の水を飲んで「あ、あまい!!!何これ???」と感じたのもいい思い出
それで、現地では、ワインに走ったのでしたっけ?違いましたか?どうでしょう(笑
それで、子供でも普通に飲んでいるのでしょうか?
遠く離れた小さな日本内においても、東と西で水が少々違うようで、出汁のとり方や、特に麺類のつゆに、それが反映しているのでしょうか。東の水は、重く感じました。富士山の灰とか関係あるのかしらん
これらは、まったく私の錯覚、思い込みなのかもしれませんが、人の営みは、その地に合わせて展開されていくのでしょうね。興味深いです。
最近は、体内から水分がどんどん蒸発していって、昔より干乾び感半端ないです。
人間の身体の多くは水分らしいですけど、保有する力が衰えていってるイメージです。
私が老いているのでなく、水が、野心家になり、体内よりは体外を渇望している、と思っています。。