美作市梶並地区は、中国地方の山間部、岡山県北の里山。宿の有る新見市千屋と相通じるところが有ります。
その梶並には、ここ1〜2年、若者が移り住み、住む人が居なくなった古民家を改装して地域の拠点を作る先駆的な活動が始まっています。
古民家民宿を営む私たち夫婦も、今後を考えるヒントを頂こうと、お邪魔して参りました。
最初は一人だった藤井さんが、まず、仲間を作ろうと「山村シェアハウス」=移住して来た他の若者と一緒に暮らせる家をオープンしました。オープン、と言っても、勿論、空き家を改装したものです。
そこに暮らす人と一時的にボランティアに来る人と一緒に、今、計5軒の古民家を改装(中)しています。指導して下さる方はいらっしゃるそうですが、皆、素人の若者が手作りで行っています。ボランティア、とは言っても、皆「自分の勉強になる」という気持ちで手伝ってる様です。
そして、注目されている、3番目に改装した家「桝屋」さん。
今、アート作品が展示されています。
若い方達のパワーで、一つ一つの事をスピードを持って進めながら、地域の元住民の方達、特に年配の方々を大事にしていらっしゃり、素晴らしいなと感じました。
永住するには、仕事も勿論必要。
耕作放棄地になって何十年かの田んぼを再生されていたり、昔からこの地区に伝わる工芸を伝承されたり、、、と次々実行に移してらっしゃいます。
藤井さん始め、周りの仲間の方達も穏やかな素敵な方達ばかりで、とてもいい感じでした。
私たちの住む、新見にもこんな皆が集える拠点が出来るよう、画策しています。
お邪魔させて頂き、有り難うございました☆お互い、頑張りましょう!
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