宿のママは、月に2回、地元の公民館でパッチワークを習ってます。
パッチワーク教室が始まったのが2005年暮れ。(私が参加し始めたのは2007年の秋から。)その教室の皆で外食は初めての事だそうで、そんな有り難い機会に、ランチにお越し下さいました。和風のパッチワーク作品を多く手がける先生は、以前より、古民家であるこの宿をごひいき下さり、幾度かお泊まり頂いてるんです☆
先生が教えて下さる作品は、ちょっと渋めな和風で、古民家の我が宿にピッタリ。その時々の季節や気分に合わせて、客間の所々に置いています。
これは、一番初期の頃に習った花瓶敷き。3つ並べておいてます。
上の陶器の花芯も、パッチワーク。(昔、先生がプレゼント下さいました!)
手前にチョット見える赤いものは、赤い着物地で作った、ティッシュ入れ。
先日のブログに載せた、玄関先の椿のタベストリーも、習ったものです。
それにしても、「千屋在住のお母さん方」がお越し頂くのは、本〜〜〜〜当に有り難いこと。今回のお話し頂いて、ちょっと恐縮。だって、私が宿でお出しする惣菜は、「千屋の野菜や米を使った、千屋の郷土料理」。長年、日々の食卓を担ってらっしゃる、大先輩方です。たった10年程前までは、各家庭で、葬式・法事などの大人数の会席を切り盛りされてた方たちですから。
パッチワーク教室の時も、針を動かしながら、代々伝わる料理のコツを教えて頂く事も度々です。
今回のお惣菜は、
エドフキのバター炒め、ホワイトソースがけ
おでん
コゴミの豆腐マヨネーズとピーナツの和え物
コンニャクのフキノトウの味噌和え
ナノハナの辛子ゴマ和え
ツクシとヤーコンの柚子風味甘酢和え
黒大豆のオカラで作った、シシ肉とノビルのカレー味コロッケ
ワラビと麩の卵とじ
桜餅
など。。。
いつもより少し洋風にして、先輩方にも目先の変った料理を楽しんで頂ける様にしました。
千屋ではまだ出ていない山菜も、保存していた塩漬けなどを利用して、春を意識。
喜んで頂けたかな〜☆
コメントをお書きください