岡山県新見市南部は、鍾乳洞の宝庫。古民家民宿千屋アウトドアハウスでは、ご希望の方にいくつかの穴の洞窟探検(ケイビング)の案内もしています。
もちろん、その穴の他にも、200あまりの洞窟が存在。
そのうちの一つ、草間台(石灰岩で出来た標高約400mのカルスト台地)には、国の天然記念物の「羅生門」があります。
羅生門(らしょうもん)は、鍾乳洞の天井が陥没し、そこが丁度岩で作った大きな門の様に見える所から名付けられました。
場所は、新見こだわりマップで言えば、右下の方に書いてあります。新見インターチェンジからは一時間弱。
駐車場から、羅生門まで、すり鉢状になっているドリーネの底へ、下へ下へと降りて行きます。
この冬の時期、足元は雪が一度溶けて凍った所も有り、ちょいと緊張☆
おお。
噂には聞いていましたが、思ったよりも大きく、見応えあります!!
新見に来て、7年も経ってから初めて行き(恥)知ったのですが、
羅生門は、一つではなく、近くに連なって第4門まで有ります。
雪に残る足跡から見て、殆どの観光客が第1門の手前の展望台で帰っていた様ですが、
私は、一般観光客が入れるぎりぎりの所まで、モチロン、行ってみました。
第3門からは、つららが下がっていました。。。
いきなりこれが落ちてくるのを想像すると怖いですが、とてもキレイです。
第一門より向こうには、鍾乳洞の入口から出てくる湿った風が吹いているため、
こんな風に木々には苔が絡まっています。
チョット前までは、門の間をくぐり抜けるようにしないと行けない位、
しだれ苔が鬱蒼と生えていたそうです。いまよりもっと神秘的だったんですね〜〜
ウーン、見てみたい物です。
駐車場近くまで戻ってくると、
アオキが青々と新芽を出していました。
標高がちょっと違うだけですが、
ドリーネの底と上とでは、植生も大分違うと実感です。
是非、羅生門に行かれる方は、奥の方まで足を運んでみて下さい☆
一番有名な第一門を遠くで眺めるだけより、きっと雰囲気がより味わえると思います。
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