11月も末になると、千屋はそろそろ積雪に備える家庭が増えてきます。
冬の間、千屋では、畑や田んぼは雪に覆われているので、野菜の収穫や栽培は出来ません。
成長途中のタマネギ・ニンニクなどは芽のまま、
食べごろに成長したハクサイやダイコンも、雪の下で春までしばらく”冬眠”です。
と、言う事で、今のうち、冬の間に使う野菜の準備をしておきます。
私も、お世話になっているご近所の方にお野菜を沢山分けて頂いたりして、冬への準備☆
☆干し柿、、、(雪の下にはなりませんがね)
去年10月終わりに干し始め、暖かい秋だったため、カビにやられ一度全滅。
それを教訓に、冷たい風が吹きはじめたのを確認後、今年は11月中旬に遅く干しました。
でも、余り遅くしすぎると、渋柿も柔らかくなって剥きにくくなるので、頃合いを見計らうのが難しいですね〜
風通しの良い、日の当たる東南の軒下です。
あと10日程して皮が締まって来た頃、一度焼酎を吹いて消毒し、手で揉んで柔らかく・更に甘くします。
お正月、お家の神様にもお供えするので、年越しの準備にもなります。
☆ダイコン
タクワン漬け…干し柿とは逆に、余り寒くなってから干すと夜に凍ってしまって味が落ちるし、ダイコンが細いうちに干すと早く干し上がるので、今年は早めに11月初旬に干し始めました。
あと何日かで干し上がりそうです。
もう枯れてしまったナスの葉っぱ・さっきの干し柿を剥いた皮などと一緒に、下漬けをせず、いきなり米ぬかと塩を混ぜて漬けます。このやり方はご近所さんに教えてもらって、お気に入り!
生を保存…葉っぱをとり、凍らないように、発泡スチロールにいれます。
☆ハクサイ
4つに縦割りして、日にちょっと干して、漬けもの。
今回、イカの塩辛があったので、激辛好きな私はキムチにしました。
(余りに辛いのでお客さんには出してません☆)
生のハクサイは、米袋に入れて縦に置きます。長い間、パリッと美味しく頂けます。
☆ニンジン
葉っぱをとって、発泡スチロールに寝かせ、土を薄くかぶせて乾燥を防ぎます。
ゴボウも同じく。
葉っぱは、冷凍して粉々に砕き、ポテトサラダなどに振りかけます。
☆柚子(これも雪の下ではないですね)
皮は剥いて、冷凍。酢の物の香り付けと、彩りに。
汁は酢と合わせて、瓶に保存。
種は35度の焼酎に2週間漬けると、化粧水に。皮膚が柔らかくなります☆
柚子味噌や砂糖漬けも作りたいな〜
カブ、チンゲンサイ、水菜、小松菜たちは、調理しました。
カブの酢の物。
小松菜の酢醤油漬け。
水菜はみそ汁・サラダ。。。
野菜がどっさりあると、
6年半前は「嬉しいけど、どうしよう?!」でした。ハハハ、、、☆
(ご存知の方も多いですが、宿のママは、宿に来る前までは料理が出来なかったので)
今は、「よーし、より美味しくなるといいね!」話しかける気持ちで、片付けて行きます☆
って、まだまだ初心者の私ですが!
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