「雅楽」って、ご存知ですか?
きっと、「単語は知ってるけど、どんなモノかはよく知らない」と言う方が、殆どでしょうね。
私も、その一人でした。
その雅楽を、この度お泊まりのお客さまが、宿でお披露目をして下さり、滅多にない、貴重な機会を頂戴する事が出来ました。
このお客様は、もう10回程お越しのスーパーリピーターさん、いつもは洞窟探検を必ず楽しまれるのですが、この度は、全く違う「夏の古民家」の楽しみを満喫されました。
雅楽は、日本古来というよりも、中国などの大陸から伝わった儀式用の舞踏と音楽が日本化され、独自の様式になって継承されてる芸術とのこと。
また、雅楽を私たち庶民が普段お目にかかる事が出来ないのは、鑑賞が目的の「芸能」ではなく、仏陀にささげる「儀式」だからだそうです。
そんな神聖な儀式に、我が宿で、浸る事が出来るなんて、、、。
千屋のひんやりした夏の宵、宿が静謐な空気に満たされました。
楽器は、どれも管楽器。
どれも、昔から作り方が全く変わっておらず、
音楽や舞踊だけでなく、古来からのものが受け継がれている様です。
私たち夫婦は、この古民家が借家ということもあり、
普段、仏様へ拝んだりする機会も少なくて失礼しておりましたが、
今回、雅楽をお披露目下さり、
大家さん・お家もきっと喜んでくれた気がしています。
貴重な機会を有り難うございました。
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